虎(牛)龍未酉2.1

記録帳|+n年後のジブンが思い出せますように……

作業ログ|ScanSnapのドライバをHomeからManagerに変えた(戻した)


はじめに

ScanSnapがすばらしいスキャナであることは論をまちませんが、macOSとのアップデートと関係し、ドライバはScanSnap Homeしか使えない暗黒時代がありました。

macOSをアップデートする→ScanSnap Homeしかつかえない→Homeに変えるとふるいスキャナ(s1500/s1300)が使えない、という状況におちいっていたのです。

ふるいスキャナはあきらめて、あたらしいスキャナ一本槍でやっていたのですけれども、事情があって複数スキャナ体制にしたくなったのです。あらためて調べてみたところ、ふるいドライバであるScanSnap Managerがつかえるようになっているではないですか!!!やった!!!

これはたいへんに助かるので、ScanSnap Managerに変更しました。

環境

ここで書いていることは、下記のバージョンで実施しました。

やったこと

  1. ドライバダウンロードページから、ScanSnap Managerを手に入れてインストール。ScanSnap Homeはつかえなくなるが、ScanSnap Managerは以前とおなじようにつかえました。
  2. iX500の設定。有線はなにもしなくてもつかえました。無線はScanSnap無線設定ツールで設定しました。
    • こまかいことですが、機器のWiFi設定は済んでいたので変更せず、コンピュータの登録のみ変更しました。
  3. s1300の設定。というか有線はなにもしなくても使えました。

できたこと、できなかったこと

  • ScanSnap Managerのスキャン設定は(削除されずに)のこっていたので、以前通りのつかいかたに戻れました。
  • ScanSnap Homeのほうが、ファイル名のつけかたが賢いなどのメリットはありますが、「あちこちにスキャナを置いておき、サクっとスキャンできる」メリットのほうがおおきいです。

これからやりたいこと

  • s1500はべつの場所にあるので、のちほど確認。有線なので、とくになにもしなくていいとおもいます。

おわりに

ScanSnap Homeしか選択肢がなくなり、ふるいスキャナが使えなくなったとき、ScanSnapのファンをやめました。ScanSnap Managerがつかえるようになって、あらためてScanSnapの大ファンになってしまった自分を発見しました。

もう10年以上、たくさんのスキャナをつかってきて発見したことは「人は(少なくともわたしは)いちばん手軽なスキャン手段をつかう」こと。文字認識をふくめて、どれだけ便利な機能があったとしても「サクっとスキャンしてデータで保管し、紙をすてる」という目的にたいして、いちばん労力がいらない手段をえらぶものです。

ですので、「スキャンしたいとき・場所に、すぐにスキャンできるスキャナがある」ことがだいじで、したがって複数台の運用ができると助かるのです。

s1500とか2009年に買ったものですけれども、まだ動いています。スキャンスピードじたいが多少は遅くても、枚数が少ないばあいは、「すぐに取りかかれる」ことのほうが助かるのです。

10年をこえても動くマシンをつくってくださっていることと、まだ動かせるドライバを提供してくださっていること、いまの時代には感謝しかないです。これまで公私を含め5台を自分で買いましたし、ほかのひとに勧めたことは数しれず。これからもスキャナのファーストチョイスはScanSnapだなと、ちょっとカンゲキ的におもっています。