虎(牛)龍未酉2.1

記録帳|+n年後のジブンが思い出せますように……

ドラゼミと進研ゼミ

ログを見ていると意外と検索されることが多い「ドラゼミと進研ゼミ」。
今のわが家の結論を記しておこう。


結論:ドラゼミが良い

  • ドラゼミが良いと判断している理由
    • 根本的な違いは、進研ゼミは「学校の進むペースに合わせる」が根底に流れているのに対し、ドラゼミは「子どものフルポテンシャルを信じて、どんどん進んじゃう」ところ。つまりドラゼミは達成ゴールの基準が常に高い。
    • 達成ゴールが高いとどうなるか。親の心理は「難しいんだから、すぐにできなくてもしょうがないよな」→「まずは今どれくらいできるのかよく見てみよう」→「どう導けばなんとかできるようになるのか考えよう」→「できた!これはすごいな!」という流れになる。今のところこういう流れになっているので、うちはいい感じ。
    • 達成ゴールが低いとどうなるか。周りの話を伝え聞く限り「これはできるはずだ」→「できてないのは何でなんだ!?」→「なにやってんだこの子は(ムキー!!)」→「付き合ってられん!」という感じになりやすいらしい。こういうサイクルにはまらなくてよかった、と思う。
  • ドラゼミの抱えているリスク
    • 親に負荷がかかる。 達成基準が高いので、今のちからを把握し、道筋を組立てて、おだててやらせて、できたら誉めると、親にとって決して楽な作業ではない。もうここはできなくていい、とか取捨選択もする必要あり。
    • 敗者復活は困難。 ステップを刻みながらどんどん進んでしまうので、途中から参加するとか、しばらく休んだりとか、しばらく遅れたりとかしてしまうと、復活は、不可能とはいわないまでも、めんどうくさいかもしれない。
    • 実際、まわりでドラゼミについていっている家庭はなし(3件中、うちとこ1件のみ)。ま、ゴールが低いと問題が見えにくいだけとも言う。
  • その他
    • 最初の判断基準は「私がなんとなく進研ゼミが嫌いだ」という理由だったのだが、わりと直感は当たっているものだ。
    • ドラゼミの最大の懸念は「ドラえもんであること」だったが、実際にはあまり気にならない。ただしドラえもんである必然性も感じない。
    • ドラゼミ、ビジネスとして成立ちうるのか。謎。


補記。半年前の日記、ドラゼミと進研ゼミを検討したときのメモ。
けっこう、いいこと書いてるやん。っていうか今とほとんど同じことを考えていたらしい。成長がない一貫性があるんだなあおれ。
http://d.hatena.ne.jp/masatla/20070304