【10B015】グーグル時代の情報整理術（ダグラス・メリル＆ジェイムズ・A・マーティン）★

グーグル時代の情報整理術 (ハヤカワ新書juice)

今年の、今のところの、いちばんのヒット！！！　めっちゃおもろい。
脳のしくみに基づいて、どうすればストレスなく整理ができるのかという視点がよい。
秀逸なのは、社会構造と、実際の行動のギャップが引き起こすストレスを書いていること。
たしかに、収穫休みは必要ないし、９時５時、土日もすでに必要ない。
寝る間も惜しんで読んでしまった。
　

原則２０条
０１）脳の負担が少なくなるように生活を組み立てよう
０２）頭の中から情報を追い出そう
０３）ながら作業は効率を低下させる
０４）物語を使って覚えよう
０５）いつもそうしているからといって、そうしなければならないわけではない
０６）知識は力ならず。知識の共有こそ力なり
０７）思い込みの制約ではなく、現実的な制約をくぐり抜ける術を身に付けよう
０８）自分を決め付けるのではなく、自分自身に心から正直になろう
０９）制約を無視すべきケースを知ろう
１０）エンジンをかける前に、どこへ、どうやって向かうのかを明確にしよう
１１）目標の達成方法に幅を持たせよう
１２）情報を整理するのではなく、検索しよう
１３）本当に記憶の必要な物事だけを記憶しよう
１４）大きなかたまりを、小さなかたまりに分けよう
１５）週１回、重要な情報を見直す時間を設けよう
１６）完璧な整理術などない
１７）あとで検索しやすいよう、関連キーワードを追加しよう
１８）文脈の変化を見越して、メモを取っておこう
１９）文脈の似た仕事をまとめて行おう
２０）仕事とプライベートのバランスを取るのではなく、融合させよう

・恐怖こそ、何よりも無視すべき制約なのだ
・真の整理術とは何だろうか。それは危機が発生しても「今」を生きる力が残っているということだ