はじめに
この記事を読むとできること
オープンソースソフトウェアのOBS Studioをもちいて、録画したテレビ番組をデータ化できるようになります。
(個人利用にとどめてください)
コードを書くにいたった背景
ブロードキャストの定番ソフトOBS、すごくいいとおもうのですが、なにしろ慣れていないもので、設定に悩みました。試行錯誤して、まあいい感じになったので記録しました。
動きの概要
レコーダから画面を出力し、キャプチャボードを経由してMBPに送り、OBSを用いて画面表示・データ化をします。
OBS Studioの設定
出力
とくに特別な設定はありません。mkvで録画しておき、出力が完了してからmp4に変換するのがいいとのことです。
音声
マイク音声をUSB Digital Audio
(キャプチャーボード)に指定します。これをしないと、録画に音が入りません。
映像
解像度はもっとも小さくしました。フィルタも速いのを選びました。FPSは30にしました。放送は29.97なので、出力するデータは30でよいかなと。
FPSを大きくしても、データサイズが大きくなるだけで、動画の品質が劇的にあがるわけではないとおもいましたので。
詳細
特に変更していないはずです。
おわりに
レコーダにデータを溜め込んでいます。VHSのテープもレコーダに録画してデータ化してしまいました。ところが、レコーダからデータを抜くのが、かんたんじゃないんですよね……。(家電メーカがむかしつくっていたものはプロプライエタリなので困る)。
キャプチャーボードとOBS Studioをつかうことで、(手間はかかりますが)レコーダからデータを取り出せるので、すごく助かります。
環境
ここで書いていることは、下記のバージョンで実施しました。 機器については、とくにオススメというわけではありません。
- Chilison HDMI キャプチャーボード USB3.0 1080P60Hz
- SHARP BD-HDW15
- OBS Studio 27.1.3 (64bit)
- macOS Monterey 12.1
- MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 Ports)