はじめに
Apple Watch(以下AW)の2台づかいをしている。 cf. Apple Watch、2台使いがけっこう便利だという話 - 虎(牛)龍未酉2.1
AWの2台ともSuicaを入れていて、便利につかっていた。 cf. iPhone 6s + 2台のApple WatchにSuicaを - 虎(牛)龍未酉2.1
しかし冷静に考えてみると、iPhone 6sはiPhoneでモバイルSuicaをつかえなかったからAWでモバイルSuicaをつかっていたのでした。iPhone SEに変えたので、iPhone本体でモバイルSuicaをつかえるじゃないですか!
iPhone本体でモバイルSuicaを使えるようになると、こんなことでハッピーになれるということに気が付きました
AWをわすれたときでもSuicaがつかえる
これはAWとiPhoneと、どちらを忘れる可能性が高いか? という問いに帰着するのですけれども。iPhoneを忘れたらめちゃくちゃこまるので、どうせ取りに戻ることになるでしょう。iPhoneを忘れることを防ぐ意味でもメリットが
AWの充電をミスって、電車に乗れなくて困ったこともあるので、これも防げるなあと
モバイルSuicaのポイントをぜんぶためられる
JREポイントについて、モバイルSuicaは1つしか登録できないのです(謎)。AW x 2からiPhone x1の体制にかえれば、ポイント問題が解決します(まあ大したことではないのですけれども)
不具合箇所の特定(デバッグ)が減る
AWのSuicaは、使えているときにはとても便利なのですけれども、けっこう不具合も多くてですね。
過去にもトラブルシューティングをなんどか記録しています。
作業ログ|Apple WatchとSuica(モバイルSuica)のリンクの再確立 - 虎(牛)龍未酉2.1
作業ログ|Apple WatchのSuicaにチャージができなくて、困ったなあ(そして治った) - 虎(牛)龍未酉2.1
原因追究箇所をざっくりあげると
モバイルSuicaサーバのレスポンス ⇔ サーバからiPhoneまでの通信状態 ⇔ iPhoneのSuica.app ⇔ iPhoneのWatch.app ⇔ iPhoneのWallet(たぶん) ⇔ iPhoneとAWの通信状態 ⇔ AWのWallet.app
となっていて、どこか1箇所あかんと、全体があかんというですね(赤字がアウトなことが多い)。
ハードウェアを変えたときの更新の手間が減らせる
iPhoneを変えるだけで、腰を据えてAWとモバイルSuicaの連携をやらないかん(やったらかんたんなんですけど)のも、もう必要なくなるじゃんと
環境
ここで書いていることは、下記のバージョンで実施しました。
- watchOS 8.1
- Apple Watch Seriese 3, 4
- Suicaアプリ ver 3.0.4
- iOS 15.0.2
- iPhone SE(第2世代)
全体像:before / after
before
after
手順詳細
1. iPhoneのWatch.appから、モバイルSuicaのリンクを外す
Wallet.app > ウォレットとApple Pay > My Suica > "xxxx"にカードを追加
後続画面はこんなかんじ
2. 確認
やることは1でおわりで、あとは確認
- エクスプレスカードに設定されているか(自動的になされている)
- チャージはできるか
これからやりたいこと
2台めのAWのモバイルSuicaはまだ解除していない。モバイルSuica自体を解約しようとおもっていて、解約時に返金はされるのだけれども、なるべく使い切ってから解約しようかなとおもっている
リソース(参考サイト)
Apple Pay上のSuicaは、iPhone⇔Apple Watch間を簡単に行き来できるぞ
もう1件ぐらい見た気がするけど、忘れちゃいました
おわりに
Apple WatchでのモバイルSuicaはたしかにべんりでした。カンゲキもしました。
しかし「便利なときは便利」だが「困ったときにはけっこう困って」いたんだなあとあらためて気がつきました。
だいぶマシにはなったものの、モバイルSuicaのサーバも不安定、接続状態によってモバイルSuicaアプリの挙動も不安定、BluetoothでのiPhone⇔AWも不安定なときは不安定、ハードが増えると充電を忘れるリスクがふえる(これは自分の問題)。
構成をできるだけシンプルに保って、不具合発生箇所を減らしておくと、心穏やかに人生を送れるということがわかりました😆