虎(牛)龍未酉2.1

記録帳|+n年後のジブンが思い出せますように……

思考ログ|iMac Late 2006の行く末について悩み、行き詰まっている

行き詰まっている。

これは、結論が出ていないことの、ツラツラ書きである。

iMac5,1(Late 2006)。これからどうしよう。

ここまでにやったこと

前にもメモを書いていた。

masatler.hatenablog.com

masatler.hatenablog.com

あらためてまとめると下記の通り。

  • OS Xのギリギリまでアップデート

⇒わかったこと:もうOS Xはつかえない(ディスクは入手できる)。YouTubeでさえ、ロクに見られない。

⇒わかったこと:①linuxのインストールはできる。②Ethernetはさくっとつながるが、Wi-Fiがむずかしい。③Bluetoothはアダプタを使うとよい

linuxのインストールについて補足

下記のサイトに詳しい。

総合的な解説はjmstriegelのほうに。わたしはmattgadient.comのアドバイスとツールで進めた。

インストールに成功するが、起動しないディストリビューションもあった。Pop!_OSがだめだったかな。ほかは起動はするが、Wi-Fiで苦戦した。

ちなみにパフォーマンス的には、Xfceならまあまあ動く。それでもメモリが2GBなので、たくさんプロセスが走るとしんどい。たまにGUIが死ぬ(この原因は明らかではない)。GNOMEとか新しめのリッチなデスクトップ環境はちょっとつらい。動かなくはないけど。

古いゲームでもちょっとしんどそう。おなじManjaro Xfceで、MacBook Pro 2012だと余裕で動くゲームも、iMac 2006だとかなりキツい。

EthernetWi-Fiについて補足

Ethernetがつながらなかった記憶はない(記録が残っていないので怪しい)。Wi-Fiはつながるのを思い出すほうがむずかしい。Ubuntu系とManjaro系は、プロプライエタリなドライバのインストールはしてくれる。iMacからWi-Fiルータにはつながっていて、DHCPとかも設定されているのに、インターネットには届かない。いろいろ試したが解決できず。たぶん、プロプライエタリなドライバのパッケージを、自分で入れ直せばいいのではないかとおもう。が、まだ試していない。

Bluetoothはアダプタを使うとよい、について補足

本体にもBluetoothはあるが、規格が古い。BUFFALOのBluetoothアダプタ(1,000円ちょっと)を買えば解決。

しかし、Bluetoothの接続が安定しない。たとえばHHKBの再接続が、どういう条件なら成立するのかまだ発見できていない。

これからやるであろうこと

上記のようなところまで試行錯誤が進んだ。おそらく今まさに岐路に立っている。これから先に進むべきか、進まないべきか。

もし進むとして、やるべきことは下記である。

  • メモリの入手と増設 ← いま2GB。3GBに増設したほうがいい
  • SSDへの換装 ← 新品のときより早くなるらしい。そりゃそうか
  • 上記達成のための道具の購入。セキュリティトルクスドライバは、買わないといけない気がする

そこまでして、前進するべきなのか。という岐路に立って迷っているのである。

さらに前に進むとして、デメリット

  • 費用
    • たぶんメモリ、SSD、工具をあわせて10,000円ぐらい
    • redditかどこかで「iMac 2006に50ドルつかうなら、Chromebookでも買えバカ」と書いてあった。そりゃあそうだよなあとおもう
    • メンテして使えるようにして、売れればまだいいんだけど、売れないだろうなあ
  • 工数
    • これはそれほど問題ではない。遊びなので
  • 動くようになったら使うのか問題
    • これまでもなんども似たことをやっている。動くようになっても使うとは限らないのである
    • ThinkPad X40にメモリを足したときもそうだった。あれいいマシンだったんだけどなあ

さらに前に進むとして、メリット

  • 気持ちが落ち着く
    • やれることは全てやった、という手応えを得ておくのは悪くない
    • 手を尽くしたあとにはいろいろ諦めがつく気がする
  • linuxのノウハウが蓄積される
    • linuxのむずかしさは、どちらかというとハードに近いところにあることがわかってきた
    • Bluetoothをつなぐとか、Wi-Fiにつなぐとか。とくに古いハード、プロプライエタリなドライバが必要なハードで苦戦する。そういう「土地勘」を得られるのは、こういう苦労をしたときだけである
  • mac分解のノウハウが蓄積される
    • AirMac Time Capsuleも、分解してみてよかった。NASドライブも分解してみてよかった(爪を壊しまくったけど)
    • 現役バリバリのハードを分解するのはむずかしい。こういった「余裕シロのあるハード」は分解を経験するまたとない機会である

さらに前に進むとして、メリットと言えるのかどうかわからんけど……

iMac5,1はキュート。インテルチップを搭載した初のiMacで、デザインがガラリと変わった。素材はポリカーボネートだが、形状に関してはいまのiMacのルーツと言ってよい。動く状態にしておけば、あと10年ぐらい経って歴史的遺産として価値が出てくるかも。出てこないか。

この比較サイトがおもしろい。

apple-history.com / compare models

むむむ(結論?)

合理的に考えれば、前に進んでもたいしていいことはない。

合理性を超えたところに、前に進むべき価値が潜んでいるのかもしれない。潜んでいないのかもしれない。