MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016) / MacBook9,1が手元にあります。画面が割れているので引き取ってきてクリーンアップしました。「画面がないなら、サーバにすればいいんじゃない?」とマリー・アントワネットも言っていましたので、VPNサーバを入れてみました。
もっとたいへんなのかとおもったんですが、公衆WiFiから自宅のルータを経由して、(比較的)安全にインターネット接続するところまではわりあいと簡単にできました。
むしろ、自宅のVPNサーバに届いたあと、自宅のLANにアクセスするほうがむずかしくて、macOS + MacBook Retina + SoftEtherの組み合わせでは、ちょっと諦め気味です。
WireGuardならいけそうなので、そっちを試してみようかなとおもっているところです。
環境
ここで書いていることは、下記のバージョンで実施しました。
- Windows 11 Home 21H2
- Parallels 17.1.4 (51567)
- SoftEther VPN Client (Ver 4.38, Build 9760, rtm)
- Chrome Remote Desktop
- macOS Monterey 12.5.1
- MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016) / MacBook9,1
- MacBook Pro (14-inch, 2021)
ざっくりとした流れ
- インターネットから自宅のルータ:SoftEtherがDDNS機能を提供してくれているので利用
- 自宅のルータ:VPNパススルーを有効化、ポートフォワーディング
- MBRのVPNサーバ:IPsec/L2TP設定、仮想HUB作成、SecureNAT設定、ユーザ登録
- 接続クライアント:VPN接続の設定
LANにつなごうとおもうと、ローカルブリッジの設定が必要。
- インターネット接続側と、ローカルネット接続側とLANカードを分けたほうがいい
- プロミスキャスモードを有効にしなければならないが、無線LANカードは有効にできない(強引にプロミスキャスを有効にしようとすると落ちる)
この2点がボトルネックとなって、MBR + SoftEtherで構築したVPNサーバはローカルネットにつなぐのがなかなか難しそう。回避策を見つけられるのかもしれないが、ちょっと見通しが立たない。
インターネット接続に特化した運用なら大丈夫そうなんですけど。
そうだ、サーバ設定はWindowsアプリが吉。macOSアプリはアップデートしていないので起動できない。これもわりとハマったので記しておきます