目次
これまで
MacBook Pro 2020に変えたのはとてもハッピーなんだけど、TimeMachine問題に苦戦している。MacBookを変えたからというより、前から問題があって、そのまま(あるいは深刻化)。
作業ログ|MacBook Pro 2020 - 虎(牛)龍未酉2.1
前にやったこと(再掲)
- spotlightの検索対象から外す
- プロセスの優先度を上げた(
$ sudo sysctl debug.lowpri_throttle_enabled=0
) - 時間をかけて、1回はバックアップを成功させた(たぶん12時間以上)
- AirMac Time Capsuleの再起動(ディスクチェック)
これでは解決せず。あらたなバックアップを取るたびに、半日コースになる。
今回やったこと
plistの削除
英語サイトでの調査
これでも解決せず。 そこでさらに……
- TimeMachineの仕組みの勉強@The Eclectic Light Co.
- 上記で配布されている、T2M2とUlbowを使えるようにした
- T2M2とUlbowでのログの見方を理解して、ボトルネック絞り込み
なお、現状はだいたい、130MBで20分、350MBで40分。500MBを超えると1時間で終わらないということ。これでは日常的なバックアップツールとしては使えない。転送レートも0.1 - 0.5 MB/s(最低5.0 MB/sぐらいは必要とのこと)。
ポイントまとめ
Time Machineで問題が起きるのは
- 初回バックアップ
- 2回目以降バックアップ
- データ復元
2回目以降バックアップで問題が起きるフェーズは、3種類に分けられる
- 「準備中」フェーズ
- コピーフェーズ
- 「終了」フェーズ
T2M2とUlbowでログを読んで、コピー(2回目以降)に問題があることがわかった。
- 準備PHにも多少問題があるが、根本原因はコピーと同じっぽい
- 終了PHにも大きな問題があるが、根本原因はコピーと同じであろう
また、コピーフェーズを分解すると、うちはTime Capsuleを使っているので、
- バックアップ対象が大きすぎる
- ちなみに「システムファイルとシステムアプリケーションを外す」オプションもあるが、初回バックアップ以外に影響はない(ログを見ても、たしかにその通り)
- コピーが遅い
- ネットワーク速度の問題
- ディスクに問題がある
- 仮想ディスク(backupbandle / spasebundle)のなかに問題がある
ネットワーク速度は問題ない(5GHzにつなぐとかなり速くなったが)。
ディスク自体は、Time Capsuleの標準機能で検証したし、option+メニューでも検証したし、問題ないと思う。
仮想ディスクのなかの検証が必要そう。
今後やろうと思っていること
- 仮想ディスクのなかのディスクチェック
- どうやってやるのかから調査だね
- Time Capsuleの初期化
参考リンク
Mac Troubleshooting SummaryのTime Machine problemsセクション T2M2, Ulbow, Consolation and log utilities