虎(牛)龍未酉2.1

記録帳|+n年後のジブンが思い出せますように……

基本方針

考えかたについて記録する。

考えかたが正しいことを主張するために記録するのではなくて、間違っていることがわかったときに、速やかに軌道修正するために記録する。

 

【基本方針】

「18才になったとき、自分の頭で考えて判断できるようになる」ことがゴールである。

 

このゴールに到達するためにあらゆることを設計する。設計するというのはちょっとおおげさで、気持ち的には全てを「アラインする(align, 整列)」が近い。

 

【実施項目例】

お小遣い制、辞書をばらまく、ホワイトボードを貼る、なにごとも書いて話をする、ブレイン・ストーミングをして意思決定する(たとえば外食先、旅行先)、地球儀を置いておく、ホームプラネタリウムを置いておく、iPadを使えるようにしておく、ゲームも禁止しない、学習習慣をつける

 

【思惑と思惑ちがい】

中学受験は子どもが言い出したことだったので行った。半年ぐらい放置していたがやっぱりやりたそうだったので。

 

中学受験に関する方針はシンプルで「私立にいかせたいわけではない」であった。結果的にそうなることがあったとしても、それは目的ではない。また、「自分で判断する」ことから外れる先は候補として外すようにした。

 

塾側のスタンスも「子どもが行きたいと本当に思うところにならいける」だったので、たくさん見学をして、子どもが選んだところを第一志望とした。

 

第一志望に確実に通るためには、日程の関係上、第二志望の私立の後期併願に通る力が必要であることがわかった。第二志望を滑り止めとして使えなければ、ギャンブルになるからである。第二志望のほうが偏差値が高いことが難点であった。

 

まあそうなんだけど、ハードルレートは単純で「灘とか東大寺に通るぐらいの力をつける」となった。後期併願に通るというのはそれぐらいの感じだったから。

 

結果的には東大寺(これは記念受験)の合格最低点に15点届かず(400点満点?)であった。東大寺向けに全く調整しなかったことを思えば、悪くない水準までいったと思われる。

 

結果的には、第二志望は後期専願で受けられることがわかったので、ハードルは少し下がった。第一志望に通っていたので、結局受けなかったのだけれど。

 

思惑違いは、京都の場合は地元の公立中学でもわりとお金がかかるということ。一年生の時からの成績が内申書として高校に引き渡されるので、最初から気が抜けない。気が抜けないだけではなく、塾側も途中からの入塾を受け付けない(らしい)。まあできる子は取るんやろけど。

 

公立中学はグダグダでクラブ活動どころではなく、塾+部活がわりの活動をやらせてたら、月額10万円単位の支出も想定されるそうである。京都の公立中学がそんなことになっているとは知らなかった。京都で親をやるというのもわりと大変なものである。

 

もろもろの状況は実に早く変わるので、2-3年で作戦は陳腐化する。のでほかの人の役には大して立たないと思うけど、自分の思考の軌跡として、しるす。何年後かに読んだ時、書いてあることの意味がわかるかなあ(to自分)