コロンビア大学超人気講座 ラオ教授の「幸福論」―人生に「いいことが」次々と起こる35の法則
- 作者: スリクマー・S・ラオ,古川奈々子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2011/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あなたは生きていることの純粋な素晴らしさに、ぞくぞくするような喜びを感じることがありますか?
一日のうちで、深い目的意識によって生き生きとした気分になるときがありますか?
自分に授かった途方もない幸運に、思わず膝をつき感謝したいと感じることがたびたびありますか?
あなたは心のどこかで、自分はこの地球に生まれた目的をまさにはたしているのだと感じていて、毎日はかりしれない喜びに包まれていますか?
これらの質問の大部分に対する答えがノーであるとしたら、あなたは毎週、毎月、あるいは毎年そのような状態に近づきつつあるのだとはっきりと感じることができますか?
これに対する答えもノーなら、僭越ながら、あなたは人生を無駄遣いしているのではありませんか、と言わねばなりません。そして人生は無駄遣いするには短すぎるのです。
(P.102)
信じられないほど貧しい暮らしをしている人々が、どうしてピカピカの純粋な笑みを浮かべていられるのでしょうか?
あらゆる幸運を手中に収めている重役たちは、なぜ、明るく朗らかな笑顔を世界に向けることができないのでしょうか?
(P.110)
ジョン・ウッデン:
UCLAのコーチをしていた27年間のあいだ、私が一度も勝つことについて話したことがないと聞くと、多くの人は驚きます。試合前には、選手たちにこう話すのです。
「試合が終わったとき、君たちには顔を上げていてもらいたい。顔を上げておく方法はひとつしかない。それは、自分にできる最大限の努力をしたということを、私がではなく、君たちが知っていることだ。それができたのなら、スコアなんかどうでもいい。とはいえ、君たちがそれをすれば、スコアのほうがついてくるような気がするんだがね」
正直なところ、勝つことを強要しないほうが、相手より点を取れとプレッシャーをかけるよりもずっと勝ち星が多くなると私は固く信じているのです。
(P.124)
ヘンリーおじさんでない人を紹介してくれれば、僕は喜んで、いくらでもその人からぼったくってやりますよ!
(P.180)
次のようなメンタルモデルを試してください。「奉仕は私の義務であり、特権です。私は、私の道を横切るあらゆる人々が暮らしやすくなるように、できることはなんでもするつもりです。その相手は、上司でも同僚でも、家族でも友人でも、そして道端で私を呼びとめて道を尋ねる見知らぬ人々でもいいのです」
見返りとして何かを期待してはいけません。「ありがとう」という言葉さえも。ほんのわずかでも期待があれば、この課題の威力はほとんど失われてしまいます。感謝を期待する代わりに、奉仕する機会が与えられたことに感謝しましょう。
(中略)
それから、このモデルを、どんなときも、また誰に対しても、しっかり守るのはすごく難しいということを警告しておきます。それにトライしようなどという気はゆめゆめ起こさないことです。
(P.243)
ニプン・メーター⇒チャリティフォーカス、カーマキッチン、スマイルカード
(P.252)