うさぎ茶会と縁@渋谷西武

ご招待頂きうさぎ茶会に参会させて頂きました。玄鳥庵(東京ミッドタウンサントリー美術館内)にて。
玄鳥庵(4畳半)+立礼席+広間(8畳)で、玄鳥庵はふだんは非公開ということで貴重な体験。

 
濃茶席@玄鳥庵⇒点心席@立礼席(菊乃井)⇒薄茶席@広間、1回10人
 
【濃茶席@玄鳥庵(4畳半)】

「冨貴長寿楽」お家元の初釜での扇子を表具したもの。ことしうさぎ年でしたっけ。たぶんそうですね。今年の初釜の扇子だと思います。茶花は、これがおぼえられないんだ。マンサクの葉と、利休梅じゃないなあ、しろいやつ。茶花はにがて。香合があわせて置かれていて、よかった。茶碗は萩のぷっくりさせたやつがセクシーな肌触りでステキ。もういっこ聞きそびれた、正客さんにでた茶色の薄くて軽い茶碗もステキ。お菓子は錦秋、栗きんとんでこしあんを包んだもの。茶銘は失念。半畳が真ん中にはなくて、あれは炉が切られないということなのだろうか。吊りの金具の位置を確かめなかったので不明。レイアウトは聖徳庵と似ていて、躙り口が左側、躙り口を上がって正面に床、茶道口は聖徳庵だと押入れのところ(床に向かって右側)。半畳がどこにあったのかどうも思い出せない、たぶん茶道口のところだったと思うのだけれども。ゲストが10人だったので苦心の策と思います、亭主が半畳下がって正客が亭主の正面に座るスタイル。水指は赤の漆の手桶のようなもので(あれは何と呼べばいいのだろうか)、うさぎ茶会らしくキュート。あの位置に置いていた意図は解釈しきれず。
冨貴長寿楽は、大宗匠の決め台詞「冨貴是吉祥」のカバーではなかろうかと推察。長寿楽は木瓜(ぼけ)の品種で大変に人気があり(ちなみにバラ科だそうで、バラは一定の人の心を狂わせるような気がします)、花言葉は「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」「平凡」。お家元がその冨貴を先駆者、指導者、妖精の輝きとして遣おうという決意宣言なのだろうと思います。平凡については大変にコメントがしにくいのですけれども。禅語っぽくないのがまた良いですよね。
 
【点心席@立礼席】
ちりめん山椒ごはん、枝豆、茄子と大根と麸の炊合せ、焼き魚、お吸い物?、日本酒三種(たぶん)、ほうじ茶、あー思い出せねえ。
枝豆のさやきりって片方が正しいのだろうか。いやいや両方だよね。意図的に片方にしていたんだと思うけど、解釈しきれず。深い。
 
【薄茶席@広間(八畳)】
円相+無尽蔵、大徳寺の誰かさん(読めなかった)の筆 ⇒ 大徳寺黄梅院住職、小林太玄(たいげん)老師の墨跡。無尽蔵にはガツンとやられたなあ。円相+無尽蔵って良くないですか。ずーっと見入ってしまった。孤篷庵の一般公開を観に行けというお告げでしょうかね。無尽蔵かあ。昨日も聖徳庵の釜は、龍寶寺 龍寶山の古い釜やったもんねえ。どうも大徳寺に呼ばれているらしい。子どもたち連れて朝の座禅会にでもいくかな。
茶箱の月手前。個人的には茶箱は血の匂いがするので得意ではないのだけれども、月手前ということで納得。煙草盆があそこに置かれているのは解釈しきれず。床の間のうさぎ乱舞はなかなか壮観。茶杓がすごく気になった。あれいいなあ。お茶碗はたくさんでてきて覚えきれず。拝見にまわってきた長次郎方向の黒楽茶碗はステキ。釉薬がもっと下までかかってたら、自分用にほしいとか思った。買える値段なのかどうかわかんないけど。今回の発見の一つは、長く回数多く使われた茶碗と、そうでないものはなんか違うねということ。それは茶碗のせいではないのだけれども。道具ってすごいな。あれなんで薄茶なのにお仕覆つき長緒だったんだろう。あまりよく考えずに見てたや。
 
【その他】
外に蹲踞と待合があって、露地としては使えないけどすごいモダンな感じ。想像では、蹲踞は赤坂見附の城門の石垣を見立てたものだと思うのだけれども、ネットをみてもとくに解説なく不明。柄杓の中には石が入れてあって飛ばないようになっていたので、ふだんは使うことがないのだろうなと想像。
電気炉を初めて見た。電気炉の場合、どうやってお香を焚くのだろうか?
 
脳トレの記憶力トレーニングではないので、思い出せることを書いていても仕方ないのだけど、忘れるためにまずは記す。
今回痛切におもったことは、1)信じてあげる人が必要だ 2)しかし易きに流れてはイカン 3)そうだとすれば厳しい環境、厳しい忠告に感謝 ということでした。なんのこっちゃ。書くと長くなるので省略します。
あーそうだ作務衣で行かなくて良かった。東京ミッドタウンにてドン引きになるとこでした。カジュアルと言いつつみんなセミ正装しててスーツでもおかしくなかったじゃん的な。「侘びた」装いをテーマにして、懐紙ばさみいがいほとんど何も持って行っていなかったので、まあいいんですけど。
 
 
縁@渋谷西武

点茶は土日限定ということで、茶席は入れませんでしたが、おもしろかった。間口が広いって、大事なことですよね。わたしはわたしなりに茶道がこうなると良いなというのはあるけれど、それぞれがそれぞれの茶道を求めるのが、良いですよね。あと5年ぐらいしたら、茶道の大ブームが、来ますね。
 

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