今日はジャック先生と4人の弟子で高桐院を訪れ(朝10時集合)、忠興作の茶室「松向軒」を見学し、聖徳庵に帰って松向軒スタイルで「二畳台目出炉本勝手」のお稽古をするという趣向。めっちゃおもしろかった。
- 高桐院、鳳来(大きな茶室)
- 水屋に炉があって丸型。茶室の炉の四角とのコントラスト。灰は、きなこ灰。きなこを混ぜてるの?かそのあたりはよく分からなかったが、さらっさら。いろも普通とは違って明るい茶色
- 水屋の水捨てるところは竹でできていて大変に綺麗
- 鳳来の軸は、「一鳥啼山更幽」
- 原典はなんだか覚えていないが、良寛詩集より
- 鳥は絵で描いてあった
- 表具をせず、すべてペインティング。近くで見れば子どもの落書きのようであり、遠くから見れば本当の布のよう。すごい不思議な掛け軸だった。なんで写真を撮り忘れたんだろうか
- 床柱、床の間の角柱、左右非対称でコントラストをつけてあった
- 抹茶(400円)も美味しかった
- 袈裟形の蹲踞
- 加藤清正公が持って帰りプレゼントし、気に入った忠興は参勤交代にも持って行き、八十才になってついに高桐院に置いたと伝えられる
- がそんなこと、そのまま信じられるかっての
- 何かの意趣返しなのか、忠興の十字架なのか
- 高桐院、墓所
- 高桐院、松向軒
- 刀掛け、刀掛けの下には刀掛け石
- 躙り口のところには、草履を脱ぐ石
- 織部灯篭のポイントは十字架。多くの灯篭は地中に深めに埋められている。隠れキリシタンとしてOK的な意味
- 天井も真行草。亭主は草、客は行、床の間は真。高さと素材を変えてある
- 壁も真行草。亭主は白一色。客は青+灰色。灰色のところは帯を守るため?あまり分からなかった
- ずいぶん頑張ったが、床の間は見えなかった
- 棚の客側の壁が、ちょうど棗の高さのぶんだけ開けてある
- 隅炉、向切、出炉
- 聖徳庵、二畳台目
- お菓子を運ぶのは、ワン、ツー、スリー
- 壁は18目に置く
- 水指は壁ギリギリ、右から畳16目、それは窓の矢の中心のところ
- 茶碗と茶器は、台子があると想像して、正面に置く
- 居前は外角狙い。(想像上の)台子への敬意を表すとともに、客に向かってオープンスペースと理解しても良し
- 京畳は、幅64目。ふつう水指を置く位置は16目、それは1/4
- 京畳の厚みは、棗の高さと同じ
- 台子の天板の厚みは、棗の蓋の高さと同じ
- 台子の地板の厚みは、棗の蓋以外の高さと同じ
- 台目のときの炉縁は塗り(ルール?)。台子と幅が同じ。台子の天地の板の厚み合計と同じ。台子の柱の面取り4箇所を習い、4つの面取りが施されている
- その他のポイント