正月に撮りためていたマイケル・サンデルを観ている。第2回までみて、第3回を見始めたところ。考えたことの記録。
- ハーバード大学の学生だからといって、特別に賢いわけではないと思った
- 学力としては日本のトップ大学生のほうが高いと思う
- しかし、間違っていても曖昧でも、主張する迫力がちがう、と思った
- 主張し、議論し、そこから学ぶ底力に、まいった、と思った
- 学生の力がそこそこだとしても、先生がなぜこんなに飛躍するのか
- ハーバード大学、および、アメリカという国なのかもしれないが、世界一という矜持が、高みを引き出すのではないのか、と思った。目線の高さが、高みを引き出すのではないのか
- ベンサムでも、ミルでも、「学び追随すべき対象」ではなく、同じ思想家として、彼らの思考のプロセスを追体験し、じぶんたちの思想を手に入れよう、という対等感が違うと思った
- 功利主義でも市場主義でも、アメリカという国が、その実験場であるからリアリティがあるのであって、日本でのリアリティとは違うのではないかと思った
- 原理原則がありうるかどうか、について、そもそも(東洋と西洋では)合意できないのではないかと思った