- 作者: 江上治
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2011/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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仕事に対する姿勢に関する良書。
マネジメント層以上はぜひ読むべし。
稼げない人の共通項
1)仕事は先ず丁稚奉公であることを理解していない
2)固定観念に縛られ、目先のことだけに振り回されている
3)自分の思い込みで行動し、人の言うことに耳を貸す度量がない
4)時間もお金も数値で判断しないので現実の判断が大甘
5)予算思考であり、投資思考でない
とんでもなく稼ぐ人の7カ条
1)あれが欲しいという欲のエネルギーを最大限に膨らませる
2)小さなことをきちんと観察する。必ず現実処理の法則が導きだされる
3)親に感謝せよ。礼儀を忘れるな。長幼の序を守れ。これが真理であり、愛される究極の秘訣である
4)ピンチはチャンスと思え
5)人との出会いを「チャンス」と心得よ。愚直に、素直に、人に学べば自然に道は開けてくる
6)環境の選択を間違えるな
7)パートナーという環境選びを間違えるな。基本的には性格が逆のパートナーを探せ
期待値をプレゼンできること。
具体的に言えば、稼げるセールスマンは最初に結論として「私にお任せください」と言い切れる。保険商品なら、「何年の間に、間違いなく、これだけお金は増えます」と言い切る
7割がたOKなら「大丈夫です」「必ず実現します」と言い切ってしまう
マナーとは、「目上の人に恥をかかせない態度と行動」、「目上を立てることができること」
お体裁ではない
高額の海外出張は、欲のない部下を振り落とす場でもある。欲のない人間は「どうだった」と聞くと「すごかったです」で終わる。優秀な、伸びる部下は、一流のものに触れさせるといかに自分がまだ成長しなくてはならないかを実感し、「必ず自分もそういうショーに出られるようになります」という。
社長がいちばん給料が多いのには理由があることを社員みんなに周知させる必要がある。社長の給料は仮払いに過ぎない、とみんなに伝えてある。
日頃からこのようなことを見せておかねば、いざ赤字になったときに、社員に「頑張ろう」という気にさせることはできない。