虎(牛)龍未酉2.1

記録帳|+n年後のジブンが思い出せますように……

つくえ・未来の予測・6路盤

こどもの机

小学校に入るので、こどもの机を買いに行った。
(ちなみに、ふつうは年末までに買うみたい。
 いろいろ事情があったので、ま、いいんだけど次以降はもうちょっと早く動こう)


要件は明確だと思うのだけれども、要件を満たすものがなく、多少の妥協をして決定。
 ?幅1000mm程度×奥行き500mm以下(せめて600mm以下が望ましい)
 ?足はロの字型(板でなく、4本柱でなく)
 ?天板の下に引出しがついていることが望ましい
通販カタログも4冊調べて、高槻の品揃えの良い家具屋にも行って、
IDC大塚家具の南港にも電話して聞いたけれども、要件を満たす机はなかったので
?を妥協し、奥行き650mmで決着。


それぞれ、いちおう理由もあるのだ……


?⇒子どもには整理整頓をさせたい。机の上はきちっとさせておきたい。
  わがやでは格言的に「モノがモノを呼ぶのだ」と言っていて、
  整理整頓のコツは、不用意にモノを置いておかないことだと考えている。
  机に奥行きがあると、鉛筆削りが居座ったり、ブックエンドと本が居座ったり、
  不用意にモノが増えることが予想されるので、奥行きをできるだけなくしたい
  のだなあ。
  これからの大人に必要なことは(たとえば社会人として)
  机が整理されていること(机の上にモノを置いて帰らないこと)だと
  思うんだよな。


?⇒これはスペースの問題。机の脇に本棚を置きたくて、本棚と机をなるべく
  近づけたいので、机の脚の下からものを取れるようにしたい。
  4本足だと机がぐらぐらするし、床(たたみなのだ)への負荷も大きいし。


?⇒引出しはmustではなくwant。


家具屋さんに行くのは嫌いじゃないのでおもしろかった。
ところで、周りの家庭の話を聞いてみても、いわゆる「学習机」を買うところは
あまりない(家が雑然としているところは「学習机」を買う傾向にあるとは
妻のコメント)そうなのだけれども、家具屋さんに行くといわゆる「学習机」がいっぱい
おいてあるのはなぜなんだろうか。
家具屋さんも、学習机を置いていると、なんとなく安心できるからなのかな。
あるいはほんとうに買う人が、まだいるということなんだろうか。謎。

本棚

3〜4年前、図書館の雑誌ラックのような本棚がほしくて、さんざ探し回った
けれども見つからなかった。
(図書館でよく雑誌を収納している、表に1冊表紙が見えるように置けて、
 跳ね上げ式の扉を開けるとバックナンバーをしまっておけるやつ)
今日、家具屋さんに行くと、そういうタイプの本棚が見つかる見つかる!
もう遅いっちゅうねん。


前に探した方法が悪かったのか(そうとういろいろな店に行って探したけどなあ)
最近は雑誌ラックタイプの本棚が増えているのか。
わがやのニーズは、3〜5年、時代を先取りしていると、
そういうことにしておこう……。


というわけで、
奥行きの狭い、足がロの字型の学習机が、3〜5年後には増えているぞと、
未来予測をここに書いておいてみます。

6路盤

前々より、ちいさい碁盤がほしくて、久しぶりにインターネットで調べていたら
見つけられたので発注。値段も安くて満悦。りゅうもおもしろいらしくて、
遊びに来たともだちや、ともだちのお母さんを捕まえて囲碁三昧。


囲碁、自分自身が、やりたいなあ、覚えたいなあと思っていたのだけれども。
(とくにヒカルの碁を読んでから)
ちいさいときに、親に手ほどきを受けたけれども、むずかしくってよくわからず
仕舞い。将棋と違って、勝敗がわかりづらいんだよね。
5年ぐらい前に調べたところによると、小路盤で、置き碁や、ポン抜きから
始めると比較的入りやすいというのがわかって、小路盤を捜し求めていたの
だけれども、なかなか見つからなくって。(理想は、アルミニウムのモダンな
デザインの小路盤なのだけれどもそれはともかくとして)


今回小路盤を使ってやってみて、たしかにこれはわかりやすいしおもしろい。
(もしかしたら多少間違ってるかもしれんけど)
うちの幼稚園児でも、5〜10分でルールを理解して、すっかり夢中になっていたので。
最初は「5石取れば勝ち」にしてて、途中から「10石取れば勝ち、取れなければ
目数を数える」にしてみたぴょん。
ちなみに6路盤での遊び時間は1回5分ぐらい。
6路盤で、4目ハンデぐらいにすると、子どもが相手でも、こちらも真剣勝負できる
からおもろい。


参考:手作り小路盤のカトウ
http://homepage2.nifty.com/katotake/igo/top.html

碁盤と碁石セットで730円でっせ。これは良いよなあ。


ドラゼミと信じることについて

家庭用学習教材を選んだので、思考の後だけ記録。

?そもそも買う必要があるのか?
 ⇒小学校の勉強ぐらい家で教えれば良いというのが基本スタンス。
  教材を本屋で買う、自作するという手もあるけれども、
  月額3,000円ぐらいなら、買ったほうがコストメリットありと判断。

?どこにするのか?
 ⇒ドラゼミ(小学館)、進研ゼミ(ベネッセ)、学研、ポピーを取り寄せ。
  ドラゼミに決定。学研、ポピーはすぐに却下。ドラゼミと進研ゼミで
  検討。決定要因は、
   ・進研ゼミは、なんて書いてあったか具体的には忘れたけれども、
    教材の方針みたいな文章があって、そこに、「時間を短く」
    「できることをこつこつやる」みたいなことが書いてあった。
   ・ドラゼミは、陰山英男とか、齋藤孝を監修者において、
    やれることはどんどんやっちゃえという方針の様子。
   ・うちの考え方は、好奇心だけ焚きつけて、あとは子どもに
    好きなだけ走らせろ、なので、ドラゼミのほうが考え方があっている
    ような気がした。
 ⇒まあ、やってみんとわからんべや。
 ⇒ドラゼミのデメリットは、ドラえもんであること。これさえなければ。
 ⇒学研、ポピーは、検討の対象にもあがらなかった。資料請求してからの
  レスポンスが遅い、教材が古臭い。一瞥して却下。


ドラゼミと進研ゼミの違いを、意思決定したときには漠然としか考えていなかった
のだけれども、要するに
「子どもを信じるという発想なのか、子どもを信じないという発想なのか」
という、根本的な思想の違いであると思い至った。


私は、子どもの力はものすごくて、単にそれを選択・集中・矯正していくのが
教育であると思っているので、どんどん負荷をかければいいと思ってるんだよな。
言葉足らずだけれども、そんな感じで考えているということです。

かっぱ寿司

仕事がらみでかっぱ寿司に行ってきた。自腹ですが。
国道171号線沿い、トイザラスの隣ですな。


事前の予想:まわりに「あきんど」「くらずし」「函館市場」などの競合が
 いっぱいあるので、圧倒的に負けてるんじゃねえか。
 美味しくないんではないか。そういうイメージを抱いているのは、
 名前のせいで、かっぱ巻きしか出てこないような気がするからではないか。
 要するに、期待できることはない。
 と思って行った次第。


事後の評価:想像以上に良い。美味しい(全皿100円にしてはということですが)。
 店もきれい。人もけっこう入っている。
 完全に、事前の予想を(良い意味で)裏切られました。
 妻の評価。
 「かっぱ寿司は、初めて行ったが、今後、たまには家族で行っても良い」
 「あきんどは、1回行ったことあり、友だちに誘われたら行っても良い」
 「くらは、行ったことないけれど、評判を聞く限り、友だちに誘われても行きたくない」
 だとか。かっぱ寿司、好感度アップっす。

【B19】こころのチキンスープ(ジャック・キャンフィールド他)★★★ けっこうおもしろかった

こころのチキンスープ―愛の奇跡の物語

こころのチキンスープ―愛の奇跡の物語

年末に買って、いまいち入ってこなかったけれど、年明けに読むと入ってきた。
逆境のときのほうが、響くのかな。

【B20】学力は家庭で伸びる―今すぐ親ができること41(陰山英男)★★★★ 必読

学力は家庭で伸びる―今すぐ親ができること41 (小学館文庫)

学力は家庭で伸びる―今すぐ親ができること41 (小学館文庫)

「学力=生命力」「理論より実践」に共感。
実践を通じた人ならではの知恵と工夫と力強さが良いです。
「いますぐできる41」といっても小手先のハウツー本ではない。
ツマもぱらぱらとめくって、読むことにしたよう。


英男ちゃん、調子よく人生駆け上がっているように見えるけど、
あの笑顔で、戦ってたんやなあ。というのが、いちばんの発見。


【B21】坂の上の雲(4)(司馬遼太郎)★★★★ ううむ。

坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)


発見その1。戦争ものは、なんだかんだといっておもろい。
発見その2。二〇三高地ということを、不勉強ながら、生まれて始めて知った。
  歴史から徹底して逃げ回ってきたので、すっぽりと「歴史観」が抜け落ちて
  おりますもので。
  二〇三高地。いまも、あちらこちらに二〇三高地があるんやろうなあと
  思うと、心が傷みます。
  指揮官の立場として自分がそういう状況を作らないということと、
  命令されるほうの立場として、そういう状況になったときに
  どう振舞うべきかという両方について、考えさせられました。
  なんの結論も出てませんが。
発見その3。経営者が歴史物を好む理由がわかるような気が、はじめてしました。
  人間の所作って、変わってねえんだよなあ。
  打つ手がにわかにはないことも、おなじく。