エアロスミスを聴こう。と思い立って、
近くのレンタル屋にあるアルバムを全部かりてきた。9枚。
今年は、エアロスミスでスタートするのだ。
○音楽と季節
アーティストと季節がシンクロするのはなぜなんだろうか?
ビーチボーイズが夏、とか、そもそもキャラとして季節が決まっている
のもあるけれども。
そうじゃなくても、たとえばU2はどちらかというと冬だなあ、とか。
最初に自分が聴いたのが冬だったからなのか。
アーティストごとのプロモーションとして、素人が気づいていないだけで
季節性が設定されているのか。
なぞだ。
あるいはアーティストと季節を対応させているのが、
そもそも自分だけなのか?
○全アルバム制覇
ちゃんと調べていないけれど、エアロスミスのアルバムは
9枚どころではすまなさそう。
制覇するのだ。
○0 × ∞ = ???
これからの時代の本質は「0 × ∞」になる。
「ウェブ進化論(梅田望夫)」を私はそう理解した。
この傾向は、ネットの向こう側ではもちろん否応がなしに加速するし、
ネットのこちら側も無関係ではいられない。
?iPodで音楽を聴くということは、「0 × ∞」である。
?エアロスミスをいまさらながら聴くのは、
長く生き延びているバンドだからだ。
自分が選んでいる戦略を「0 × ∞」という観点で考え直すと、
・音楽:
生き延びているものを聴く。古い音楽を聴く。
・映画・ゲーム:
作っている人で選ぶ。見た人遊んだ人の評判も補足情報で
使うけれど、最重点評価軸は、誰が作っているか。
映画の場合は、誰が出演しているか、も重点軸に置く。
(力のある俳優は、選べるから)
・本:
誰が書いているか、気に入った本の中での紹介、
書店で手に取った「感じ」。
自分の選択戦略が環境によって変わるのか、
環境が自分の選択戦略に沿ってくるのか。
どっちなんだろうかと楽しみー。
■読了
(b3)地球温暖化の真実〜先端の気候科学でどこまで解明されているか
(住明正、ウェッジ選書)
★
温暖化、気候関係の研究の概論をあらためて把握したくて買ったけれども
完全なる期待はずれ。
なぜならば、1999年刊行で、何せネタが古い……。
「はじめに」と奥付をちゃんと確認しなかったのがミス。
新幹線に乗る直前にバタバタ買う本の「あたり」率は
かなり高いんだけれども。こういうことも、あるわなあ。
やむを得ん。
温暖化問題がクローズアップされるのは、
冷戦構造が崩れたからだということが確認できたのは良かった。
古気候のデータが載っているのも良かった。
というのが精一杯のプラス思考なり。
本が悪いわけではないが
(とはいえあまり感心もしなかった:特に対談のパートは
本書の価値を下げていると思う)、
なによりも出会いのタイミングが悪かった。