■東山正月オープンテニス
□男子ダブルスB、ベスト8。
32ドローで2回勝ってエイト。
もう2回勝って、決勝に絡みたかった……。
今年中にダブルスBは優勝するぞ!
なんとかなるような気は、してきた。
外の試合に出ると、安定して強い相手とできるので楽しい!
学生のときは、弱い相手は弱いのでさくっと勝てたけれど、
社会人大会はわりと強さが安定しているので
(とりあえず出ようというレベルの人は出てこない)
いくつか勝てると、おもろい。
もういくつか壁が越えられたら、Bクラスならそこそこ
勝てるようになるんではないかという期待。
以下、記録。
1試合目、東山TCのスクール生?社会人数年目ぐらいか。
フォアサイドはいい球はないけれど安定しているタイプ、
バックサイドはサウスポーぐりぐりのスピンでちょっと粗い、
シャンプーハットのボケのような顔立ち。
わたしのバックハンドリターンがぜんぜん返らなくて苦戦。
目があってなかったのと、足が動いてなかったのと、
いつもオムニでやってるので、ハードコートだと食い込まれるのと。
ゲームはリードし続けていたので、逃げ切って8-4。
2試合目、ヴァルブランシュのジュニア。高校生?
フォアサイドは安定しているタイプ、
バックサイドがちょっと粗い。
いずれにせよボレーはそんなに上手ではない。
コーチが「いなしてきてください」と言ってて、
なんだろうかと思ってたのだけれども、試合が始まったら
わかったような気が。やんちゃなんだわ。
バックサイドの子が前衛のとき、ネットを揺らして声を出して
挑発してくる。にこにこ笑ってゆっくりしたペースで進めてたら
自滅気味にやられてくれた。
ゲームは1〜2ゲームずつリードされていたが。
最初は相手もストロークで攻めてきてたけど、競ってくると
つなぎ始めて、球が打ちごろに。そうなるとこっちもやりやすくて
逆転勝ち8-5。
3試合目。
30歳過ぎぐらいの2人。フォアサイドは安定しているタイプ、
守りのボレー堅い。
バックサイドは少々粗め、決めボレーうまい。
東野のような顔立ち。
4-1リード(1ブレイク)までは、競ったシーンもうまく取って
リードしたけれど、その後のノーアドバンがよくなかった
(1回はデュース、次はノーアドバンというルール)。
ノーアドバンで完全な決め球をミスって4-2。
わたしのサービス、0-40から巻き返してノーアドバンになって、
これもリターンが浮いたところを決め損なって4-3。
このあたりで流れが変わって引き戻せず、けっきょく5-8で負け。
わたしのほうがまだ足を引っ張ってるので、パートナーが
厳しめに打ちに行ってミスというのが多いので。
ま、わたしの実力をあげるということですな。
課題は山ほどあるけれど、今年中にダブルスB優勝ということを
考えると、ボレーのレベルアップがいちばんの課題か。
そりゃあ、フォアがもうちょっと良ければ
(安定して打ち続けられれば)楽やし、
サービスの1stの確率を少し落としていいからコースが
狙えれば楽になるけど、選択と集中。
それより喫緊の課題は、テニスウェアを買うことだ……。
■読了
□哲也・雀聖と呼ばれた男(1)〜(5)(さいふうめい、星野泰視)
★★★
おもしろかった。全41巻?つきあうほどでもなさそうなので
5巻まででいいかなと。
うちは父親がマージャンが相当強かったそうで、
いまでも暇があればPSPとかパソコンでマージャン打ってます
(わたしはほとんど打てない)。
父親がマージャンに関して教えてくれたことで覚えているのは
「哭くな。哭いて手を作ってもうまくならん」。
哲也の冒頭のエピソードも、「哭くな」の話だったので
縁があるなあと思って楽しく読みました。が、まあ、
マージャンって純粋な技術というより、いかさま道に走るしか
ないのかなあということで、続きはパス。
わたしのマージャンも、哭かないけど、べつに強くも
ならなかったしな。
□ウェブ進化論(梅田望夫)★★★
おもしろかった。ウェブ人間論→ウェブ進化論の順で読んだのは
個人的には正解であった。
おもしろいと思ったのは
?熱い。本の全体から熱気がもわもわ出てきているかのよう。
勢いがあるとはこのことかというテンション。
?梅田さんは、ほんとうにいろんな人にいろんな質問をされて
考えてるんだなあということが良くわかる。
しかしさすがにネタはすでに古び始めていて、
YouTubeのことは書いていないし、Wiiのことも(これはまだ
書くようなフェーズではないか)書かれていない。
いずれにせよ、mixi日記も、はてなダイアリーに移行
しようかな(外部リンクに切り替えようかな)と
思いましたですよ。
□のだめカンタービレ(2)〜(5)(二ノ宮知子)★★★★
おもろいわー。
?なにがおもしろいのか、たいていの場合は整理して
自分なりに説明できるんだけれども
のだめはなにがおもしろいのか、うまく説明できまへん。
・変人キャラのエピソードで持っていっている
・変人キャラを集めていくという組立で、
そこはわりとワンピースに似ている
・のだめの恋人妄想は、チュートリアルの妄想ネタと
似ている
・恋愛部分は「妄想」で運んでしまうのが、組立としては
新しい
ぐらいのことは考えたけれども、決定的ではにゃいにゃあ。
?約1年前かな、「このマンガがおもしろい!」みたな
本を買って、少女マンガではたしか1位がのだめ、
2位がはちみつとクローバーだった。はちクロは2巻ぐらい
がんばって読んだけど、どうしてもおもしろくなかった。
のだめのほうが圧倒的におもしろい。
1位と2位の差を、あなどってはいけんと思った。
少年マンガの1位はたしかデスノートで、これは
かな〜りおもしろかった。
□決断力(羽生義治)★★★★
これもヒット。
?プロの世界のしかも最先端で切った貼ったやってる人の
言葉はおもろい。
?将棋に対するイメージが変わった。
もっと人間は理路整然と理解して将棋をやっていると
思っていた。
それどころかひと昔前は、「人間力で勝負」みたいな
世界であったという。今でも、序盤は定跡があって、
船で例えるとコースがわかっていて走っている状態
だけれども、中盤からは嵐の中をさまよう状態になるんだ
そうな。そんなに嵐の中を戦ってるとは思わなんだ。
?プロの世界の差はわずかで、1手の次善手差ぐらいで
追いかける世界らしい。1手の悪手は致命的、2手差が
あればひっくり返すのは極めて難しいらしい。
趣味でスポーツを観てて、割と参考になるのは
テニスだとか。ほとんど差がないところに差を作って
勝つのが参考になるんだと。
⇒羽生さんとフェデラーを対談させたのを読んでみたい
⇒競り勝たな、あかんねんなあ
⇒ビジネスの世界は、圧勝も必要だ
あえて気になったことを挙げるとすると、
やたらと「ビジネス上の応用」の話が出てくるところ。
羽生さんの関心、どうしてもこれを言っておきたい!
というよりは、編集上の都合のように感じたのでやや興ざめ。
とはいえ33万部も売れるのは、あの「ビジネス上への応用」
の話が時折混じってるからなんだろうなあと思った。