虎(牛)龍未酉2.1

記録帳|+n年後のジブンが思い出せますように……

テニス・のだめ・将棋

■東山正月オープンテニス

 □男子ダブルスB、ベスト8。
  32ドローで2回勝ってエイト。
  もう2回勝って、決勝に絡みたかった……。
  今年中にダブルスBは優勝するぞ!
  なんとかなるような気は、してきた。
  
  外の試合に出ると、安定して強い相手とできるので楽しい!
  学生のときは、弱い相手は弱いのでさくっと勝てたけれど、
  社会人大会はわりと強さが安定しているので
  (とりあえず出ようというレベルの人は出てこない)
  いくつか勝てると、おもろい。
  もういくつか壁が越えられたら、Bクラスならそこそこ
  勝てるようになるんではないかという期待。
  
  以下、記録。
  
  1試合目、東山TCのスクール生?社会人数年目ぐらいか。
  フォアサイドはいい球はないけれど安定しているタイプ、
  バックサイドはサウスポーぐりぐりのスピンでちょっと粗い、
  シャンプーハットのボケのような顔立ち。
  わたしのバックハンドリターンがぜんぜん返らなくて苦戦。
  目があってなかったのと、足が動いてなかったのと、
  いつもオムニでやってるので、ハードコートだと食い込まれるのと。
  ゲームはリードし続けていたので、逃げ切って8-4。
  
  2試合目、ヴァルブランシュのジュニア。高校生?
  フォアサイドは安定しているタイプ、
  バックサイドがちょっと粗い。
  いずれにせよボレーはそんなに上手ではない。
  コーチが「いなしてきてください」と言ってて、
  なんだろうかと思ってたのだけれども、試合が始まったら
  わかったような気が。やんちゃなんだわ。
  バックサイドの子が前衛のとき、ネットを揺らして声を出して
  挑発してくる。にこにこ笑ってゆっくりしたペースで進めてたら
  自滅気味にやられてくれた。
  ゲームは1〜2ゲームずつリードされていたが。
  最初は相手もストロークで攻めてきてたけど、競ってくると
  つなぎ始めて、球が打ちごろに。そうなるとこっちもやりやすくて
  逆転勝ち8-5。
  
  3試合目。
  30歳過ぎぐらいの2人。フォアサイドは安定しているタイプ、
  守りのボレー堅い。
  バックサイドは少々粗め、決めボレーうまい。
  東野のような顔立ち。
  4-1リード(1ブレイク)までは、競ったシーンもうまく取って
  リードしたけれど、その後のノーアドバンがよくなかった
  (1回はデュース、次はノーアドバンというルール)。
  ノーアドバンで完全な決め球をミスって4-2。
  わたしのサービス、0-40から巻き返してノーアドバンになって、
  これもリターンが浮いたところを決め損なって4-3。
  このあたりで流れが変わって引き戻せず、けっきょく5-8で負け。
  
  わたしのほうがまだ足を引っ張ってるので、パートナーが
  厳しめに打ちに行ってミスというのが多いので。
  ま、わたしの実力をあげるということですな。
  課題は山ほどあるけれど、今年中にダブルスB優勝ということを
  考えると、ボレーのレベルアップがいちばんの課題か。
  そりゃあ、フォアがもうちょっと良ければ
  (安定して打ち続けられれば)楽やし、
  サービスの1stの確率を少し落としていいからコースが
  狙えれば楽になるけど、選択と集中
  
  それより喫緊の課題は、テニスウェアを買うことだ……。
  

■読了

 □哲也・雀聖と呼ばれた男(1)〜(5)(さいふうめい、星野泰視
  ★★★
  おもしろかった。全41巻?つきあうほどでもなさそうなので
  5巻まででいいかなと。
  うちは父親がマージャンが相当強かったそうで、
  いまでも暇があればPSPとかパソコンでマージャン打ってます
  (わたしはほとんど打てない)。
  父親がマージャンに関して教えてくれたことで覚えているのは
  「哭くな。哭いて手を作ってもうまくならん」。
  哲也の冒頭のエピソードも、「哭くな」の話だったので
  縁があるなあと思って楽しく読みました。が、まあ、
  マージャンって純粋な技術というより、いかさま道に走るしか
  ないのかなあということで、続きはパス。
  わたしのマージャンも、哭かないけど、べつに強くも
  ならなかったしな。
 
 □ウェブ進化論梅田望夫)★★★
  おもしろかった。ウェブ人間論ウェブ進化論の順で読んだのは
  個人的には正解であった。
  おもしろいと思ったのは
   ?熱い。本の全体から熱気がもわもわ出てきているかのよう。
    勢いがあるとはこのことかというテンション。
   ?梅田さんは、ほんとうにいろんな人にいろんな質問をされて
    考えてるんだなあということが良くわかる。
  しかしさすがにネタはすでに古び始めていて、
  YouTubeのことは書いていないし、Wiiのことも(これはまだ
  書くようなフェーズではないか)書かれていない。
  
  いずれにせよ、mixi日記も、はてなダイアリーに移行
  しようかな(外部リンクに切り替えようかな)と
  思いましたですよ。
 
 □のだめカンタービレ(2)〜(5)(二ノ宮知子)★★★★
  おもろいわー。
   ?なにがおもしろいのか、たいていの場合は整理して
    自分なりに説明できるんだけれども
    のだめはなにがおもしろいのか、うまく説明できまへん。
    ・変人キャラのエピソードで持っていっている
    ・変人キャラを集めていくという組立で、
     そこはわりとワンピースに似ている
    ・のだめの恋人妄想は、チュートリアルの妄想ネタと
     似ている
    ・恋愛部分は「妄想」で運んでしまうのが、組立としては
     新しい
    ぐらいのことは考えたけれども、決定的ではにゃいにゃあ。
   ?約1年前かな、「このマンガがおもしろい!」みたな
    本を買って、少女マンガではたしか1位がのだめ、
    2位がはちみつとクローバーだった。はちクロは2巻ぐらい
    がんばって読んだけど、どうしてもおもしろくなかった。
    のだめのほうが圧倒的におもしろい。
    1位と2位の差を、あなどってはいけんと思った。
    少年マンガの1位はたしかデスノートで、これは
    かな〜りおもしろかった。
 
 □決断力(羽生義治)★★★★
  これもヒット。
   ?プロの世界のしかも最先端で切った貼ったやってる人の
    言葉はおもろい。
   ?将棋に対するイメージが変わった。
    もっと人間は理路整然と理解して将棋をやっていると
    思っていた。
    それどころかひと昔前は、「人間力で勝負」みたいな
    世界であったという。今でも、序盤は定跡があって、
    船で例えるとコースがわかっていて走っている状態
    だけれども、中盤からは嵐の中をさまよう状態になるんだ
    そうな。そんなに嵐の中を戦ってるとは思わなんだ。
   ?プロの世界の差はわずかで、1手の次善手差ぐらいで
    追いかける世界らしい。1手の悪手は致命的、2手差が
    あればひっくり返すのは極めて難しいらしい。
    趣味でスポーツを観てて、割と参考になるのは
    テニスだとか。ほとんど差がないところに差を作って
    勝つのが参考になるんだと。
    ⇒羽生さんとフェデラーを対談させたのを読んでみたい
    ⇒競り勝たな、あかんねんなあ
    ⇒ビジネスの世界は、圧勝も必要だ
  
  あえて気になったことを挙げるとすると、
  やたらと「ビジネス上の応用」の話が出てくるところ。
  羽生さんの関心、どうしてもこれを言っておきたい!
  というよりは、編集上の都合のように感じたのでやや興ざめ。
  とはいえ33万部も売れるのは、あの「ビジネス上への応用」
  の話が時折混じってるからなんだろうなあと思った。