- 作者: 伊賀泰代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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内容の骨子は下記の通り(書いてある順番ではない。論旨の骨子)。
マッキンゼーが求めているのはリーダーシップポテンシャルを持つ人である(頭の良さではない)
WHY:なぜリーダーを求めるのか
- リーダーが一定数以上存在することで、世界が良くなる
- 各個人がリーダーの資質を持つことで、人生(キャリアプラン)が変わる
WHAT:リーダーとはどんな人か:目標を掲げ、先頭を走り、自ら決め、説明する人
- 「自説が採用されること」より「成果を出すこと」を優先する人
- チームの使命を達成するために必要なことをやる人
- 自分で決め、その結果に伴うリスクを引き受け、その決断の理由を説明する人
その他の欲しい資質
- 考えることが大好き(知識に頼るのではない)→思考スキルより思考意欲と思考体力
- 経営者に信頼される(※要素分解はされていない)
- 構築型の能力(仮説構築力)が高い(掘り下げより組み上げ)
- スパイク型の突出した能力を持つ
- 危機感が高く学びの臨戦態勢を持っている
求めていない資質
- 考えるより知識に頼る人、答え(正解)を探す人、思考スキルに頼る人
- 頭の良さをアピールすることを重要視し、相手が何を感じているのか気にならない人
- 優等生型の平均的にいろいろな能力を持つ人
- 現状分析作業・掘り下げ能力に特化した人
- 日本人だから良いと思っているわけではない
リーダーシップポテンシャルが高まりやすいバックグラウンド
- リアル社会と接点を持つ(京都より東京、東大法学部より東大経済学部)
- 成果志向の強いチームにいること(競技スポーツ、災害対応、成果志向の営利企業)
その他
- スクリーニング基準(学歴)と採用基準(リーダーシップポテンシャル)は異なる
- バリューを出す、ポジションをとる、自分の仕事のリーダーは自分、WBの前に立つ