【11B180】脳と日本人(松岡正剛、茂木健一郎)★

脳と日本人

脳と日本人


脳と日本人 (文春文庫)

脳と日本人 (文春文庫)


 
ひさびさにビンビンきた。茂木健一郎さんが守勢に回り続けている様もいとおかし。
 

「その場合、他者の中に思索が育まれることには関心を持たないんですか」松岡正剛

「世界という単位はそのぐらいにしたほうがいいと思ってる。あるいはシェイクスピアが世界劇場と呼んだものぐらいが。ユニバーサルなものの単位は障害物型のモノに必ず内包されている。障害や問題がどんなに小さくてもその奥は広い」松岡正剛

「多神多仏の世界では、時間を止めているときは、空間を多様に動かす」松岡正剛

「大は小を制しない」「小を足しても大にならない」松岡正剛 

「砂漠で坐り続けたら干からびてしまう。古代インドの言葉には流れるとか流転にあたる言葉がない。坐ってウェイティングしている。空間的にはマンダラ的に全員が議論しているようなイメージを図像的に浮かべる」松岡正剛

「司馬さんの真水とは教義など持っていない神道」松岡正剛

「ライトサイズで限定された組織のなかでかつ始源の『もどき』が生きるような『うつし』を許容する、そういう有機的な単位がもう少しあったほうがいいと思うし、もうちょっと目を向けた方がいいと思う」松岡正剛

「組織というものは生物学的にも社会的にもそれぞれの機能においてライトサイズがあると思う。ライトサイズの組織をモノとしても活動形態としてもつくりなおすべきだと思っている。合併ばかりしているけど気味が悪い」松岡正剛

「大は小を制しない、というのはダーウィニズムに対するアンチテーゼになる。今西錦司の棲み分け理論はそのような系譜にあたる」茂木健一郎

「ダーウィニズムの根城に挑むというのは至難な試みですよ」「種の進化に当てはまると思われていたのが、あらゆるものに当てはめられている。これはどうしてなんですか?」茂木健一郎松岡正剛

「本来の神祇観がちゃんと伝えられていない。明治以降の国家神道では日本の神祇観は説明できない」松岡正剛

「日本によって日本を破る方法があると考えている。多様性だけが多様性を破るように」松岡正剛

「菩薩は悟りをひらかない、如来にならない仏様。他人のためにウェイティングしている。それと先生というのは関係あるかもしれない」松岡正剛

「毒出し、すなわち創造」

文字が生まれ、韻が消える

「僕がおもかげで止めるのもそこ。起源を想定するにはもっと別の考えるべき作法が人間社会に求められるべきだという感じがする」松岡正剛

 

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