【11B054】ハイエスト・ゴール(マイケル・レイ)

ハイエスト・ゴール―スタンフォード大学で教える創造性トレーニング

ハイエスト・ゴール―スタンフォード大学で教える創造性トレーニング


ビジョナリー・カンパニーの著者ジム・コリンズや、イーベイの創業者ジェフ・スコールの師匠であるマイケル・レイ。彼(とそのグループ)が開発しスタンフォードのMBAで教えている「創造性開発コース」のエッセンスを凝縮した一冊。スティーブ・ジョブズストックデール将軍もマイケル・レイの創造性開発コースで講演したことがあるとか。MBAを取った、あるいは取ることが選択肢に入っている(あるいは意識的に取らないことを選択した)、仕事が出来る人(自称で可)に、MBAはほうっておいてもこれは是非読むと良いんじゃないかと思う。スクリマー・ラオもすごく良いんだけど、邦題がいまいちで絶版になってしまったようなので。

読み返すたびに、時が経つたびに、理解が深まるのがわかる。スタンフォード(マイケル・レイ)、コロンビア(スクリマー・ラオ)、など、MBAに創造性開発コースがあるのが、アメリカすごいなあ、と思う。日本の大学院にも創造性コースあるんだろうか。わたしの知る限りは、ないなあ。Amazonに在庫が残っているのは嬉しい限り(レビューはあまり参考にしては...)
 

章のタイトルと生活の指針
1) 情熱と成功を乗り越えよう
2) 自分自身の道を歩もう
3) 最高のゴールとともに生きよう
4) 真の成功を見いだそう[大好きなことだけをせよ、することすべてを大好きになれ]
5) 不安を突破口に変えよう[心配せずに、ともかくやってみる]
6) 心で他人とかかわろう[心で見る]
7) あらゆる瞬間にシナジーを感じとろう[イエスかノーか?]
8) 生産的なリーダーになろう[与え、受けとる流れに乗る]

 

1.大好きなことだけをせよ
その活動は簡単で、努力がいらず、愉快である。その活動はあなたにとって本質的に有意義である。その活動をするのは自然なことだと感じられる。その活動をしているとまたたく間に時間が過ぎる。その活動は楽しみに待つものである。その活動をしているといい気分になる。それ以上していたいことはない。目的を達する手段としてではなく、その活動自体を楽しんでいる。人生の目的の達成に貢献している感覚がある。
2.することすべてを大好きになれ
3.自分の経験を意識せよ
4.信仰、目的、成功の流れに乗れ

 

与え、受けとる流れに乗る
(以下の点に注意を)・何をするか・どう感じるか・分け与えたりするのを支えているのは何か・与えられなくなるのはなぜか
(以下の点も実践を)・〈自分〉に惜しみなく与える方法を毎日見つけよう。「今日は自分に何を与えられるだろうか」と毎朝みずからに問いかけよう・生活のなかで誰かに---特に知らない人に---何かを与えて驚かせる工夫を毎日しよう・与えていることを相手に気付かれずに与えよう
(経験の4段階)1与える2受けとる3与えることと受けとることの流れを経験する4与え、受けとるというこの行為を生活のなかにさらに取り入れるため、最高のゴールに照らし合わせて自分の経験を反芻する

 

他人のDharmaを完全にこなすより、不完全であっても自分のDharmaを果たせ(バガヴァッド・ギーター)
悟りとはわれわれの本性だと思います(Sakyang Mipham Rinpoche)⇒サキヤン、リンポチェのこと?
集中の度合いを10倍にしよう(付録A)

 

カエデの木がマイケル・レイに語ったこと
しなくていいんだ、マイケル。しなくていい。
●手本にならなくていい●すべてをしなくてもいい●何もしなくていい
ありのままでいるんだ。そして目の前のことだけをすればいい。それがどんな気持ちのいいことか。私がそうさせてあげよう。
自分のなかにある安らぎを身をもって知るんだ。そうすれば、外の世界の安らぎも見つけられるようになる。私の葉の一枚一枚の美しさは、君のなかにあるのと同じ美しさから生まれている。私の根や柔軟性やコミュニティも、君のなかにある。
手を伸ばしたり背伸びしたりしなくても、葉は君の手の届くところに、君のためにあって、一枚一枚が、それなりに完璧だ。自分自身の命ずるままにすればいい。君は私のタペストリーの一部分なのだ。
方法がおのずと示されるのを待つんだ。自分にできることをすればいい。愛によってなされたことはすべて完璧なのだから。私の葉がどんなに複雑か見てごらん。こんなことが自分だけの力でできると思うかい?

 

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