ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
- 作者: W・チャン・キム,レネ・モボルニュ,有賀裕子
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2005/06/21
- メディア: 単行本
- 購入: 19人 クリック: 273回
- この商品を含むブログ (298件) を見る
前半たいくつ、後半めっちゃおもろい!と感じた。
前半の、サイエンスベースの記述ってビジネスには
向いていないんじゃないのかと、今の立場だと思う。
ビジネスの世界の統一理論(仮説)ができました、
という論理組み立てであることを前提に、読んだほうがいいのだな。
後半の実践面は、大変に納得。いつもやってることをこういうふうに
明快に書かれると気持ちが良い。自分たちの方がこんなに明快に
書けないんじゃ?という意味では大反省を行わなければならないと
思った。
2010.0221.追記
意識のハードル→経営資源のハードル→士気のハードル→政治的なハードル
意識のハードル
⇒×数字 ◯身をもって実態を知る(仮説ではなく!)
◯憤懣やるかたない顧客の声にじかに耳を傾ける
経営資源のハードル
⇒重点領域(hot spot)、非重点領域(cold spot)、資源交換(horse trading)
士気のハードル
⇒「中心人物(kingpin)」「金魚鉢のマネジメント(fishbowl management)」「細分化(atomization)」
政治的なハードル
⇒アドバイザー、守護神に頼り大敵を沈黙させる
公正なプロセスを支える3つのE(three E principles of fair process)
関与(Engagement) 説明(Explanation) 明快な期待内容(clarity of Expectation)
さすが話題になっただけある、名著でありました。