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子どもの教育について、いろいろと

ちょうど子どもの教育について家人と話をする機会があった。いろいろ話しているうちに、いろいろ思い出して、そのあとも頭の中にいろいろなことが浮かんできた。

わたしの考えていることはとても単純なのだ。と自分では思っている。でも自分でもきちんと整理できていないのも事実。すっきりと体系化できる予感はあって、でもまとまってないという感じかな。

子どもの教育が、いま成功しているのか失敗しているのか、それはわたしもわからぬ。あと15年〜20年後に結果を見てみないとわからぬ。が、少なくとも、ざっくりとはデザインどおりになっている。自分が歩いた道に近いところを歩いていて、どこに落とし穴や壁があるかも、なんとなくはわかる。そうゆう全体感のなかで、「今のところは悪くなかろう」という道の上にいるように感じている。というのが今現在、感じていることだ。

小学校2年生のうちの息子は、同じクラスの友人によると、「とてもできる」そうだ。その友人のほうも賢い子なので、けっこうできるんだろうと思う。小学校2年生ぐらいで、できるもできないもないだろうと思う。けれども何か違うという感じをもたせてるんだなあ。自慢を書きたいわけではなくて、結論から言うと、そんなことは瑣末事に過ぎない。

わたしもずっと、小学校のころから、高校生のころまで、「特別にできる子」とみなされていた。でも実は、しゃかりきになって勉強なんてしたことなかったのだ。ちょっとしたコツが、他の人たちと違っていただけなのだ。囲碁というゲームがおもしろいのは−−といいつつ、ろくにゲームはできなくて、概念的にイメージで理解しているだけなんだけれども−−実利と厚みという考え方があるところだ。実利を稼ぐと厚みが薄れ、厚みに偏ると実利が取れない。厚みをもちつつ、適切なタイミングと適切な量を実利に変えていくことが囲碁の中心概念だと、わたしは理解している(囲碁はろくにできないんだけど)。囲碁の世界から抜けていて、現実の世界にあるのは、ゼロサムゲームではなくて、ウィン−ウィンゲームであるという考え方だ。

小学校のころから高校生のころまでにわたしがやっていたことは、常に厚みを作ることだけだった。ごくたまに実利をとった。浪人生の1年間だけ、厚みを捨てて実利を取った。そうでもないか。それまでと比べると、実利を取った、かな。実利を取らなければならなかった理由はただひとつ、No.1になる以外に、大学に行く方法がなかったからだ。No.2以下なら、大学に行かずに働いた方がマシな状況だったからだ。そして、医学部を除けば、いちばん難しいといわれているところに入った。

さすがに大学生のときには「特別にできる子」にはなれなかったが、わりと「風変わりな子」だったと思う。えーとうちの大学のうちの学部は風変わりな子ばっかりだったな。はてさて、何が言いたかったかというと、厚みを稼ぐと思っていれば、そういうポジション取りは難しくない。たぶん。何を実利で稼ぐかのほうが大事だ。わたしが大学の卒業式で、学部代表になったとき、はてなの社長の近藤淳也氏は留年して5回生が決まっていて、卒業式のカメラマンをしていた。近藤社長の昔のフィルムにはきっと私が学部長から修了証を受取っている写真があるはずだ。そのときはそんな感じだったけれども、彼のほうがまちがいなく実利の取り方と厚みの作り方がうまい。ゆかし(YUCASEE)の高岡壮一郎氏とは、高校生の時、修学旅行の同じ班だった。きっと仲が良かったんだな。修学旅行自体はまったくおもしろくなくて、長崎の平和記念公園の銅像前であまり冴えない表情で一緒に立っている写真が、卒業アルバムに載っている。ともかく、彼のほうがまちがいなく実利の取り方と厚みの作り方がうまい。すばらしいと思う。

多少はなしがそれた。子どもの教育の話だった。子どもの教育に関して、わたしのなかでのゴールは「子どもが17歳になったとき自分で考えられるようになっていること」だ。それ以外は瑣末時だ。10年後にどういう世の中になっているか見当がつかないし、子どもたちが生きるその後50年がどんな世の中になるのか、全くわからない。予測不可能な事態に対応するための方法は、その都度その都度、自分なりに考えて、自分なりの答えを持つこと、これにつきるのではないか。

ゴールは以上。そのゴールを達成させる為の「what」(適切なことばがまだない)は、?興味を持たせることがいちばんだと考える ?自走できるようにする ?困らせる・飢えさせる・不足状態におく、といったあたり。このあたりからだんだん体系化が怪しくなってくるなり。

もうひとつ、体系化できずに、でも必須事項として考えているのはファイナンシャル教育を行うこと。岩下桂子さん式の「おこづかいトレーニング」を先ずはやってみている。上の?〜?をどれも満たしているんだけど、どこにどう位置付けて良いのか、すっきりしてないです。おこづかいトレーニングをやって、原理原則として伝えているのは今のところ1つだけ、「ありがとうと言われたら、お金が手に入る」。問題解決がキャッシュフローを生む。以上。小学校2年生の子どもに真顔でそれだけを教えているのは、わりとおかしなお父さんかもしれぬ。でもそれ以上大事な原理原則ってまだわかんないんだよね。このあたりは自分もトレーニング中だから、すっきりしていないのかもしれませぬ。

うまくまとまらなかったけど、いいや。書いていておもしろかったー。ではまた。

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