ほかの諸事を投げ打って読んでしまった理由:
- 職人から起業家、大企業のトップ、旧家の奥方まで、いろんな人がなぜどのように考えるのか、感じるのかが適切に描かれていること。知っている範囲については「わかるわー」知らない範囲については「そうなんやろなー」というのが気持ち良いんだと思う
- 重層的な謎。トリックでびっくりとかそうゆうのはないんだけれども、いろんな大きさ・トーンの謎がかつ消えかつ結びて、心地よいリズムに乗っかっていけるところ。
- いずれもどうやったらそんなことができるのか、いまのところ解析不能であります
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/03/20
- メディア: 文庫
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