- 作者: 梅棹忠夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1969/07/21
- メディア: 新書
- 購入: 31人 クリック: 442回
- この商品を含むブログ (328件) を見る
- すでに古典であるとおもう。古典はおもしろいものだとおもった。役に立つかどうかは別として(技術的背景が違いすぎるので)、ともかく読んでひきこまれる
- 伊藤忠の創始者は熱心なカナモジ(日本語をカタカナで統一しよう)運動者であったとか、雑学エピソードもいろいろ。
- 戦後までは、日本語をどのように表記するのか(カナモジにしろローマ字にしろひらかなにしろ、独自の表記体系にしろ)議論がなされていて、屍が累々であったのだということがわかって、おもしろい。
- 日本語の文章技術に関してもけっきょくのところ大して改善されていないこともわかっておもしろい。